(独)国立科学博物館筑波実験植物園は5月25日、世界一大きい花といわれる「ショクダイオオコンニャク」の花が開花したと発表した。 開花した花は、赤紫色をして高さが2mを超え、直径が1mほど。世界一の大きさと腐敗臭で知られる花で、開花は2、3日という短さ。日本での開花は、これで9例目。同園では休園日の5月28日の月曜日も開園して見学者に披露した。 ショクダイオオコンニャクは、インドネシア・スマトラ島の限られた所に生育するサトイモ科の絶滅危惧種。同園では今年3月に直径51cm、重さ34kgという大きなコンニャクイモを植えつけて育成・開花に挑戦してきた。
詳しくはこちら
|
 |
開き始めて2日目のショクダイオオコンニャクの花(提供:筑波実験植物園) |
|