人工衛星から写した日食の写真を公開
:宇宙航空研究開発機構

 (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5月21日、同機構の太陽観測衛星「ひので」を使って宇宙から写した同日朝の部分日食の写真を公開した。
 「ひので」は、同機構と国立天文台がNASA(米航空宇宙局)などと共同開発し、2006年9月に同機構の「M-V(ミュー5型)」ロケットで打ち上げた観測衛星で、地球を高度約700km、時速同27,000kmで周回している。
 写真は、その「ひので」に搭載してるX線望遠鏡を使って写した部分日食のX線太陽画像で、撮影したのは部分日食終了2分前の5月21日午前6時48分(日本時間)。コロナで輝く太陽を背景に黒い月が通過していく一瞬間がダイナミックに写っている。

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宇宙航空研究開発機構が公開した太陽観測衛星「ひので」から見た日食写真