(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月19日、航空機を使った無重力実験コンテストにチャレンジする学生を募集すると発表した。
航空機を放物線を描くように飛行させると機内に約20秒間無重力状態が発生する。JAXAは、学生を対象に航空機で生ずる無重力を利用した科学実験コンテストをこれまで6回行っており、今度が7回目。学生から無重力環境で実施してみたいアイデアを募集し、選定されたチームが実験装置を製作、自ら航空機に搭乗して無重力状態を体験しながら実験を行ってもらうというもの。
募集するのは、提案内容に制限のない「自由テーマ」と、小中高校の授業に役立つ映像などを取得し教材化する「課題テーマ」の2区分。両方合わせて5テーマ程度を採択する予定。
募集期間は、9月30日までで、4年生以上の高専生、大学生、大学院生が対象。選定結果の発表は10月中旬で、実験を行うのは来年3月中旬。
申し込み・問い合わせは、(財)日本宇宙フォーラム宇宙利用事業部(TEL 03-5200-1303)へ。
No.2009-33
2009年8月17日~2009年8月23日