人工衛星使う防災利用実証実験で和歌山県と協定を締結
:宇宙航空研究開発機構

 (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月24日、陸域観測技術衛星「だいち」を使っての防災利用実証実験を和歌山県と行うことが決まり、同県と協定を締結したと発表した。
 この防災利用実証実験は、和歌山県内で地震や風水害などの災害が発生した際に、「だいち」を使って被災地の緊急観測を行い、得られた画像を解析・提供して衛星画像利用の有効性を検証しようというもの。
 JAXAは、2日以内に衛星画像と被災個所の抽出結果を県側に提供、県は被災内容を迅速に把握して2次災害の防止と早期復旧に役立てる計画。
 協力の期間は、平成22年3月末まで。

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