(独)国立環境研究所は10月16日、「E-waste」と呼ばれ国際的な環境汚染問題になっている電気電子機器廃棄物について、内外の研究者が最新の情報を交換するワークショップを11月17日、京都市の「メルパルク京都」で開催することになったと発表した。
E-wasteは、世界中で発生量が増大し、不法廃棄や国境を越えての移動が世界的な問題になる一方で、“都市資源”とも言われ、中に含まれている希少金属をはじめとする有用物の効率的回収・利用方法の開発が求められている。
ワークショップは、こうした状況を踏まえ、E-wasteの[1]物質フロー分析、[2]有害性と評価方法、[3]回収・リユース・リサイクルの課題と取り組み、に焦点をあて、日本、フィリピン、ドイツ、インド、オランダ、中国の、第一線研究者が討論する。
参加は無料(要登録)。使用言語は英語で、日英同時通訳が行われる。問い合わせは、同研究所循環型社会・廃棄物研究センター(TEL 029-850-2506)へ。
No.2008-40
2008年10月13日~2008年10月19日