物材機構が研究施設を一般公開

 (国)物質・材料研究機構は4月20日と、24日、「『超(スーパー)』のつく材料あります」をテーマに、つくば市(茨城)千現、並木、桜の3カ所の研究施設を一般公開する。20日は、企業や一般の人向けの「研究施設特別公開」で、▽超合金開発とジェットエンジンでの実用化(千現)▽未来の医療材料スマートポリマー(並木)▽磁石で水が浮く(桜)―など最先端研究の現場見学や体験ができる。また、20日は、千現地区と並木地区で同機構との技術移転など考えている企業に対し同機構の材料・技術を紹介する企業限定プログラムが組まれている。効率よく研究室をまわる「企業様限定ラボツアー」や、具体的相談のできる「研究者との個別相談」などが設けられている。千現地区の研究本館で受け付けている。24日は、家族でモノづくり体験などが楽しめる。「3万トンプレス」、「鋳造・鍛造見学」、「電子顕微鏡」などの見学や、超伝導で浮遊、金属を溶かして作るメダルなどの体験などができる。時間は20日が午前9時30分~午後4時、24日は午前10時~午後4時。入場は無料。TXつくば駅バスターミナルの企業バス乗り場「B」から無料送迎バスが循環している。問い合わせは、企画部門広報室(TEL029-859-2017)へ。