物材機構ナノ材料科学環境拠点が第12回シンポジウム

 (国)物質・材料研究機構のナノ材料科学環境拠点(GREEN)は平成28年1月14日午前10時30分~午後4時45分、東京・一ツ橋(千代田区)の一橋講堂で第12回ナノ材料科学環境拠点シンポジウムを開催する。ナノ材料科学環境拠点は平成21年の設置以来、新材料の創出を目指してオールジャパン体制で研究を進めてきた。今回のシンポジウムは、「次世代蓄電池の開発に向けた材料-計算-計測の融合研究」をテーマに開催。プログラムは、特別講演「次世代電池の共通課題解決のため基盤技術に期待すること」(トヨタ自動車・射場英紀電池研究部部長)▽「リチウムイオン電池セラミックス材料の探索とマテリアルズ・インフォマティクス」(名古屋工業大学・中山将伸准教授/ GREEN電池新材料探索グループGREENリーダー)▽「新材料開発を基軸とするナトリウムイオン電池システムの構築」(東京大学・山田淳夫教授)のほか、材料・計算・計測の研究者で構成されている同拠点のリチウム空気電池特別推進チームと全固体電池特別推進チームの融合研究を紹介する。参加は無料。申し込みは、URL:http://www.nims.go.jp/GREEN/から。締め切りは平成28年1月7日。