防災科研が「2015公開シンポジウム」

 (国)防災科学技術研究所は12月11日午前10時~午後5時、東京・丸の内(千代田区)の東京国際フォーラムで2015公開シンポジウム「災害に強い社会の実現に向けた災害リスク情報の共有・利活用」を開催する。今回のシンポジウムでは、平成23年度から5カ年計画で進めてきた「災害リスク情報の利活用に関する研究」プロジェクトの成果を中心に、内閣府の「レジリエントな防災・減災機能の強化」や文部科学省の「地域防災対策支援研究プロジェクト」などのテーマに関する研究状況などについて報告する。また、これからの防災研究のあり方などについて意見交換を行う。プログラムは、▽ポスターセッション「災害リスク情報の共有・利活用に関する個別研究報告」で、各対象の防災フェーズを「予防(事前対応)」「対応(応急対応)」「回復(復旧復興)」に分けて研究開発とその成果を紹介する。全体シンポジウムでは、第1部が「災害リスク情報の共有・利活用と平成27年9月関東・東北豪雨」のテーマで、第2部が「研究開発成果の最大化とこれからの防災研究に求められるもの」をテーマに研究発表、意見交換などが行われる。参加は無料。定員120人。申し込み、問い合わせは、URL:http://risk.ecom-plat.jp/hp/151211sympo/のサイトから。