研究員が「第33回日本土壌肥料学会奨励賞」を受賞
:森林総合研究所(2015年11月9日発表)

 (国)森林総合研究所は11月9日、同研究所立地環境研究領域の藤井一至氏が「第33回日本土壌肥料学会奨励賞」を受賞したと発表した。

 「プロトン収支法」という方法を用いて森林・耕地土壌の酸性化機構を定量的に解明したことが高く評価された。

 この研究により、土壌の酸性化が単純な土壌劣化ではなく、森林においては植物・微生物が養分供給を促進するための仕組みであること、熱帯林の農地転換によって微生物による土壌酸化プロセスが大きく変化し肥沃度が低下することが定量的に明らかとなった。

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