(独)物質・材料研究機構は2月4日、タイの国立科学技術開発庁(NSTDA)と1月30日に東京の国際文化会館(港区)で包括協力協定を締結したと発表した。
NSTDAは、タイの科学技術行政を担当する科学技術省傘下の独立機関で、科学技術の基盤整備、人材の育成、技術移転などを主な任務としている。
物材機構は、そのNSTDAと2009年に5カ年間有効な最初の包括協力協定を結んで同国の2つの研究所、国立ナノテクノロジーセンター、国立金属・材料技術センターとこれまで活発な協力を進めてきたが、その期限を迎えたことから新たに協定を締結したもの。
物材機構は、この協定により2つの研究所との協力にとどまらず、NSTDAの広範な活動との協力推進が期待されるとしている。