(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月18日午前10時30分~午後5時30分、東京・神田駿河台(千代田区)の御茶ノ水ソラシティで「JAXA航空シンポジウム2014~我が国の航空科学技術と国際競争力の強化に向けて~」を開催する。世界の航空機需要は、今後20年以上の成長が予測されている。そうした中、わが国の航空機産業が国際競争で優位となる技術力・競争力が求められている。このシンポジウムでは、国の戦略や技術・競争力に貢献するJAXAの航空プログラムを紹介する。
主なプログラムは、文部科学省や経済産業省の国の戦略についてのほか、「ALL JAPAN体制に向けたJAXA航空の戦略」(JAXA 理事・航空本部長)などの基調講演に続き、特別講演では▽「鉄道分野における研究開発ビジョンと戦略」(鉄道総合技術研究所理事)、▽「知能化と電動化が変える明日のモビリティ」(日産自動車(株) 総合研究所所長)のテーマで特別講演が行われる。 技術講演では、▽「国際競争力の強化に向けた取り組むべき重点課題」(JAXA 航空本部)、▽「機体騒音低減技術の飛行実証(FQUROH)」(同)、▽「静粛超音速機技術の研究開発」(同)―ほかの講演が行われる。そのほか、JAXA航空本部の最新の研究成果をポスターで紹介する。入場は無料。事前申し込みは不要。問い合わせはJAXA航空本部広報「JAXA航空シンポジウム2014」事務局(TEL050-3362-8036)へ。