(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月27日、科学衛星「ASTRO-H(アストロH)」と一緒に打ち上げる小型副衛星4基を発表した。
「ASTRO-H」は、平成27年度に打ち上げを予定している宇宙由来のX線を観測するX線天文衛星。打ち上げは、「H-ⅡA」ロケットで行うが、搭載できる重量に余裕があることから、“相乗り”させる副衛星を公募したもので、応募のあった13基の中から4基が選ばれた。
「ASTRO-H」との相乗りが決まった副衛星4基の名称と重さ、応募機関名は、次の通り。
▽「鳳龍(ほうりゅう)四号」(約10kg):九州工業大学
▽「ChubuSat(チュウブサット)-2」(約50kg):名古屋大学
▽「ChubuSat-3」(約50kg):三菱重工業(株)
▽米国商業超小型衛星(約63kg):有人宇宙システム(株)