(独)建築研究所は8月29日、公募で募った平成26年度の「第1回住宅・建築物省CO2先導事業」の評価結果を発表した。
この公募は、家庭や建築物からの二酸化炭素(CO2)排出量が増加傾向にあることから、省CO2のリーディング・プロジェクトとなる住宅・建築プロジェクトを募り、学識経験者からなる評価委員に評価してもらうもので、平成20年度から実施している。
今回は、住宅・建築物の新築が8件、既存の住宅・建築物の改修が2件など11件の応募があり、そのうちの7件が「住宅・建築物省CO2先導事業として適切」と評価された。
7件のプロジェクト名と代表提案者は、次の通り。
◇新築
▽島根銀行本店立替工事:(株)島根銀行
▽(仮称)KTビル新築工事:鹿島建設(株)
▽守山中学校校舎改築事業:守山市
▽亀有信用金庫本部本店新築工事:亀有信用金庫
▽長泉町中土狩スマートタウンプロジェクト:東レ建設(株)
◇改修
▽低炭素住宅化リフォーム推進プロジェクト:エコワークス(株)
◇マネジメント
▽沖縄県における省CO2と防災機能を兼備した街づくりプロジェクト:沖縄県における省CO2と防災機能を兼備した街づくりチーム