日本の国土全域を表した地図を更新
:国土地理院(2014年5月20日発表)

 国土交通省の国土地理院は5月20日、日本の国土の全域を表した地図「500万分の1 日本とその周辺」を更新し、同日刊行したと発表した。

 同地図は、主な離島を含め、日本の国土全域を1枚の「四六判(しろくばん)」に表した9色刷りの地図で、縦109.1cm、横78.8cmの大きさ。

 これまで刊行されていた同地図が作成されたのは、平成22年。その後、同23年3月に九州新幹線が博多から鹿児島中央まで全線開通し、新東名高速道路が同24年4月に開通したほか首都圏中央連絡自動車道をはじめ各地に高速道路が作られたため、同地図の「日本の国土現況を正しく理解してもらう」という目的と、今年2月に同院が行った電子国土基本図の全国整備を機に、そうした電子国土基本図に反映されている重要な施設の最新情報に対応し、更新したもの。

 今回の更新では、日本の国土以外の周辺国の部分は変更していない。この地図の価格は、1枚823円(税込み)で、全国の主な地図取扱い書店で購入できる。

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