（独）農業・食品産業技術総合研究機構（農研機構）の中央農業総合研究センターは3月8日午前9時30分～同10時30分、つくば市（茨城）観音台の「食と農の科学館（つくばリサーチギャラリー）」で市民講座「作物病害虫の「リスク」について考える」を開催する。講師は、同研究センター病害虫言及領域の大藤泰雄上席研究員。近年、農作物の貿易や国内移動が活発になる中、経済活動を損なうことなく病害虫の脅威と向き合う方法として「病害虫リスクアナリシス」という考え方にそった対応が国際ルールとなっている。講座では、「リスク」という考え方とその作物病害虫の検疫制度への応用について解説する。参加は無料。定員は約70人。事前予約は不要。問い合わせは、同研究センター情報広報課（TEL090-2460-0423）へ。