平成25年の国土面積は1.82km2・東京ドーム39個分増加
:国土地理院

 国土交通省の国土地理院は1月31日、平成25年10月1日時点の日本の国土面積と、都道府県市区町村の面積を発表した。
 発表によると、国土面積は、37万7,961.73km2で、埋め立てにより1年で東京ドーム約39個分に相当する1.82km2増えた。しかし、これは前年の増加面積(5.07km2)を大きく下回り、現在の方法で調査を始めた昭和63年以降では最小。
 都道府県別では、北海道の増加面積が最も広く0.42km2。次いで神奈川県の0.19km2、長崎県の0.13km2となっている。
 市区町村別でみると、埋め立てにより面積が増えたのは、小樽市(0.35km2)、横浜市(0.19km2)、鹿嶋市(0.12km2)などとなっている。
 国土面積の公表は、1882年(明治15年)から行われ、人口統計の発表と並ぶ古い歴史を持っている。1960年(昭和35年)からは、国土地理院が毎年公表しており、その面積値は、人口密度の算出や地方交付税算定などに利用されている。

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