(独)物質・材料研究機構(NIMS)は11月22日、フランスのレンヌ第1大学と「国際連携大学院協定」を結んだと発表した。
レンヌ第1大学は、フランスの西部、ブルターニュ地方の中心都市・レンヌにある国立総合大学。1461年にできたブルターニュ第1大学が分割して1969年に設立された大学で、超電導材料、導電性材料、磁性材料など有機・無機系材料の合成と構造、物性などの研究で国際的な牽引役を果たしている。NIMSと同大学はこれまでも2010年に「姉妹機関協定(CCA)」を結んでワークショップの開催など研究協力を行ってきた。
今回の協定締結は、その協力関係をさらに一歩進めようというもので、NIMSがフランスの大学と国際連携大学院協定を締結したのはこれが初めて。同機構は、学生の受け入れを通じレンヌ第1大学との一層の連携強化を図り、日本とフランスの学術面の交流を加速したいとしている。
No.2013-46
2013年11月18日~2013年11月24日