昨春導入の新タイプ寄付金が3,600万円余りに
:宇宙航空研究開発機構

 (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月8日、同機構の宇宙研究のために平成24年4月から始めた「募集特定寄附金」が平成25年2月末現在で3,663万円に達し、このうち24年4月~同年6月までに寄せられた2,246万円について使途を発表した。
 今回公表した「募集特定寄附金」は、あらかじめJAXAが使途を特定して寄付を募り、賛同した人が寄付をするというもの。寄付する人が使途を特定する従来の「使途特定寄附金」よりも簡易な枠組みとした。
 主な使途別では、小惑星探査機「はやぶさ」の後継機で、2014年に打ち上げる計画の「はやぶさ2」に搭載する小型モニターカメラの製作に約1,176万2,700円、有人宇宙船に搭載する生命維持装置の研究開発費の一部などに235万6,700円、小型衛星打ち上げに用に期待される「イプシロンロケット」のシステム試験費の一部に194万8,700円、再使用観測ロケット用技術実証エンジンの開発費の一部として129万2,700円が使われたとしている。

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