安全、安心、快適なドライブ実現へ情報配信実験
:国土技術政策総合研究所/ゼンリン/阪神高速道路など

 国土交通省の国土技術政策総合研究所は3月6日、民間企業などと共同で自動車ドライバー向けの「安全、安心で快適な走行を支援する情報配信実験」を同日から阪神高速道路で開始したと発表した。
 平成23年度から全国の高速道路で始まっている安全運転情報を提供する「ITSスポット」と呼ばれる情報サービスを利用して、スマートフォンや特設ウェブサイトに「交通事故多発点情報」や「分合流部の安全運転情報」、「工事予定情報」をわかりやすく配信する実験を実施し、ドライバーへの効果などを検証しようと行なうもの。
 「Project Z NAVI de HANSHIN!」と名付けたこのプロジェクトには、同研究所のほか、(株)ゼンリン、(株)ゼンリンデータコム、(株)ナビタイムジャパン、(一財)日本デジタル道路地図協会、阪神高速道路(株)、本田技研工業(株)が参加している。
 同研究所は、情報配信の効果を確認するため同実験に協力してくれる実験モニターを随時募集していくとしている。問い合わせは、同研究所高度情報化研究センター情報基盤研究室(TEL029-864-4916)へ。

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