(独)国立科学博物館筑波実験植物園は3月17日~同24日まで、つくば市(茨城)の同植物園で「つくば蘭展」を開催する。同植物園は、世界有数の野生ランの保全施設で、3000種以上も栽培方法を探りながら花を咲かせているという。今回の企画展では、この時期に開花を迎える各種のランを展示する。会場は3つに分かれ、第一会場の教育棟ではバイオテクノロジーによって開発された世界初の青い胡蝶蘭を展示。第2会場の熱帯資源植物温室では、つくば洋蘭会と水戸市植物公園蘭科協会の作品を展示、第3会場の多目的温室では、世界の野生種コレクションということで珍しいランなどを展示する。また、17日、20日、23日、24日の午後1時30分から1時間、講師が第1会場を案内するガイドツアーが行われる。開園は午前9時~午後4時30分、期間中休園なし。入園料は、一般300円(高校生以下・65歳以上無料)。問い合わせは、同園(TEL029-851-5159(代))へ。
No.2013-8
2013年2月25日~2013年3月3日