北陸と近畿の「電子地形図25000」をインターネットで刊行
:国土地理院

 国土交通省の国土地理院は2月28日、北陸地方と近畿地方の最新の2万5千分の1地形図をそれぞれインターネットで一般に提供する画像データサービス「電子地形図25000」を同日から開始したと発表した。また2万5千分の1地形図と同一範囲の北陸、近畿地方の「電子地形図25000(定型版)」、北陸、近畿地方を対象にした「数値地図(国土基本情報)」も刊行した。
 「電子地形図25000」は、インターネットを利用して購入者が利用目的に応じて、入手したい地図の中心の位置、出力形式、画像サイズ(A4~A0)、などを自由に選択できるのが特徴。
 「電子地形図25000(定型版)」は、地理情報システムなどで扱いやすいように2万5000分の1の地形図の1図葉を単位とした地図画像。隣接の地図と貼り合わせての利用ができる。
 「数値地図(国土基本情報)」は、行政区画や道路・鉄道・標高などを一つにまとめたもので、必要な情報の選択や情報を重ね合わせて利用できる。
 これらは、道路の開通などによるデータの更新がすぐに反映され、最新の地図情報が得られることから注目され、北海道・四国・九州・沖縄の各地域については既に刊行されている。 
 価格は、「電子地形図25000」が1画像当たりA4サイズで170円、A0サイズで680円。「電子地形図25000(定型版)」は、1画像170円。「数値地図(国土基本情報)」は、約10km四方で170円。(財)日本地図センターから購入できる。
 問い合わせは、同院基本図情報部 国土基盤情報調整官(TEL029-864-6888)へ。

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