高エネ研が「科学と音楽の饗宴2012」開催

 高エネルギー加速器研究機構は11月10日、(財)つくば都市振興財団と共催でつくば市(茨城)のつくばノバホールで、研究者による講演とコンサートを組み合わせたイベント「レクチャー&コンサート 科学と音楽の饗宴2012」を開催する。午後2時開演で、第1部は、今年7月の欧州原子核研究機構(CERN)で発表された「ヒッグス粒子」と思われる新粒子発見について、ノーベル物理学賞受賞の小林誠・同研究機構特別栄誉教授が理論的背景について、ヒッグス粒子探索実験の主要メンバーの徳宿克夫同研究機構教授が実験の成果について講演する。第2部のコンサートは、世界的に知られたバイオリニストのコー・ガブリエル・カメダ氏とチェリストのアレクサンダー・ヒュルホフ氏のバイオリンとチェロで、イーゴリー・ストラビンスキー「イタリア組曲 バイオリンとチェロ」、ゾルターン・ゴダーイの「バイオリンとチェロのための二重奏 作品7」、ほかが演奏される。入場無料で全席自由。定員800人。事前申し込みが必要で、Webサイト(http://kyoen.kek.jp/)申し込みフォームから、または、電話予約(TEL029-856-7007)で。11月2日締め切りで先着順。問い合わせは、高エネルギー加速器研究機構(TEL029-864-5114)、あるいは(財)つくば都市振興財団(TEL029-856-7007)へ。