筑波大学と高エネルギー加速器研究機構(KEK)は9月27日、両機関のさらなる連携強化を図るため、10月1日付けで筑波大学数理物質系・数理物質科学研究科に「KEK連携推進室」を開設すると発表した。
筑波大とKEKは、つくば市(茨城)の筑波研究学園都市内に立地し、これまで医療分野、物質分野、素粒子原子核分野で研究連携、教育連携を行っており、2010年2月には連携・協力に関する協定(連携協定)を結んでいる。
KEK連携推進室は、その連携協定に基づく全学的な連携取り組みを推進するための核として開設するもの。筑波大は、この立ち上げを機に「教育研究連携をさらに深化させ、分野融合の連携教育研究拠点の実現を目指していく」としている。
No.2012-39
2012年9月24日~2012年9月30日