（独）宇宙航空研究開発機構（JAXA）は9月6日、国際宇宙ステーション（ISS）に滞在中の星出彰彦宇宙飛行士が、8月30日に続く宇宙空間での2回目の船外活動を6時間28分にわたって前回と同じ米国の女性宇宙飛行士サニータ・ウィリアムズさんと行い、日本時間の9月6日午前2時34分に終了したと発表した。
　両宇宙飛行士は、前回の船外活動で終わらなかったISSの各機器に電気を分配する電力切り替え装置（MBSU）の予備機の取り付けから着手、2カ所のボルト締結を行なってMBSU予備機の起動を確認した。
　その後、前回時間がなくて見送られたISSのロボットアームに装備されているカメラ・照明装置（CLPA）の取り替え作業に入り、故障したCLPAを取り外して新品と交換した。
　星出さんの船外活動時間は、2回合計で14時間45分となった。ウィリアムズさんの船外活動は、今回で6回を数え、累計船外活動時間がこれまでの女性宇宙飛行士の最長記録を抜いて第1位となった。

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