日本食品化学学会から「奨励賞」、「論文賞」を受賞
:食品総合研究所

 (独)食品総合研究所は7月18日、同研究所の佐藤里絵研究員(食品素材科学研究領域 蛋白質素材ユニット所属)が日本食品化学学会の「第14回奨励賞」と「第7回論文賞」をダブル受賞したと発表した。
 奨励賞は、「ソバに含まれるIgE結合タンパク質に関する研究」が認められ受賞した。
 麺に使われるソバは、食べると少量でもアレルギー症状を引き起こす体質の人がいることから、特定原材料として表示が義務づけられている。IgEは、アレルギーの原因物質のアレルゲンが血液中に入るとできる糖タンパク質の一種。そのソバに含まれる主要アレルゲンの詳細な解析を行い、新規のソバアレルゲン候補タンパク質を見つけたことが評価された。
 また、論文賞は、「イムノプロテオミクス手法を用いたIgE結合タンパク質の網羅的検出」に対し贈られたもの。

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