高エネ研・黒川名誉教授が「中国科学院国際科技合作賞」を受賞
:高エネルギー加速器研究機構

 高エネルギー加速器研究機構は1月31日、同機構の黒川眞一名誉教授が中国科学院から「2011年度中国科学院国際科技合作賞」を受賞したと発表した。
 この賞は、中国科学院やその傘下の研究所との科学技術の国際連携で貢献した外国人に対し授与しているもので、2007年に創設され、日本人の受賞は黒川氏が3人目。
 黒川氏は、これまで59回にわたって中国を訪問、中国の電子陽電子衝突型加速器に高エネ研の加速器の超電導加速器技術を移転し、中国の加速器技術の向上に貢献したほか、北京の高能物理学研究所や上海放射光施設などとの共同研究に力を入れてきた。そうした黒川氏の国際協力が高く評価され、受賞となった。

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