国土交通省国土地理院は1月31日、平成23年10月1日現在の日本の国土面積を発表した。
国土の面積の公表は、明治15年(1882年)、太政官統計院によって初めて実施され、人口統計と並ぶ古い歴史を持ち、昭和35年(1960年)からは国土地理院が「全国都道府県市区町村別面積調」の名称で毎年公表している。
発表によると、国土面積は、377,954.84km2で、平成22年10月2日から同23年10月1日までの1年間に4.74km2広くなった。この増加分は、ドーム球場「東京ドーム」の約101個分に相当し、前年の増加量3.59km2を上回った。増加は、埋め立てなどによるもので、増加面積が最も大きかったのは福岡県で、1.27km2増えた。これに東京都の1.02km2、大阪府の0.81km2が続いている。
No.2012-5
2012年1月30日~2012年2月5日