(独)農業・食品産業技術総合研究機構は12月8日、井関農機(株)、初田工業(株)、(有)東製作所と共同で粒状肥料の施肥量調整が簡単なボタン操作だけで行える「可変施肥機」を開発したと発表した。
新施肥機は、小型の乗用トラクターに取り付けて使う方式で、10アール(1アールは100m²)当たりの施肥量と肥料の密度(かさ密度)を入力してやるだけで、目標値に対しプラス・マイナス5%以内程度の高い精度で施肥量の増減が行える。10アール当たりの散布量を1~100kgの間で自由に調節でき、作物の生育状況に応じた施肥量調節が行えるという。初田工業が製造し、井関農機が販売する。
No.2008-48
2008年12月8日~2008年12月14日