(独)宇宙航空研究開発機構は4月17日、つくば市(茨城)の同機構筑波宇宙センターで、国際宇宙ステーション(ISS)への物資輸送用に開発中の無人補給機「HTV」を報道陣に公開した。
HTVは、ISSにドッキングする日本の実験棟「きぼう」に実験装置や食料、日用品などを運ぶ直径4.4m、全長10mの円筒形をした“無人宇宙輸送機”。開発には、三菱重工業など国内企業約100社が参加している。近く耐久試験に入り、「きぼう」がISSにドッキングした後の来年夏1号機を打ち上げる予定。
打ち上げは、現在開発中の大型ロケット「H-IIB」で同機構種子島宇宙センター(鹿児島)から行う。
No.2008-15
2008年4月14日~2008年4月20日