(独)防災科学技術研究所は12月11日、火山の噴火で発生する火山灰への対応を解説したパンフレットを刊行したと発表した。米国地質調査所やニュージーランド地質・核科学研究所などが共同で作成した英語版のパンフレットを翻訳したもので、「火山灰の健康影響―地域住民のためのしおり」と「降灰への備え―事前の準備と事後の対応」の2種類。
「火山灰の健康影響」では、健康への影響の他、火山灰が降ったときの自分自身や家族を守るための方法を説明。「降灰への備え」では、予報が出たときに従うべき手順、火山灰を清掃する効率的な方法を紹介している。
先着100人に進呈するほか、ホームページからダウンロード(http://www.bosai.go.jp/library/publication.htm)できる。申し込みは、FAX(029-851-5658)か、メール(ishimine@bosai.go.jp)で。問い合わせは、同研究所火山防災研究部(TEL 029-863-7521)へ。
No.2007-49
2007年12月10日~2007年12月16日