(独)防災科学技術研究所は12月11日、韓国の「防災国立研究所」、台湾の「防災国立科学技術センター」 の両研究機関と自然災害による被害の軽減を目的とした包括的な研究協力協定を締結したと発表した。これに基づき、年1回ワークショップを開催するなど、具体的な研究協力を開始する。
同研究所は、アジア諸国の各機関と連携して研究開発を進めているが、日本、韓国、台湾は地理的・社会的条件だけでなく自然災害でも類似点があり、洪水、地すべり、地震など多数の災害経験をしている。今後開催するワークショップなどの活動でこれらの情報交換を行い、日・韓・台間の研究協力が東アジア地域の自然災害による被害軽減に貢献することが期待されている。第1回のワークショップは、2008年5月に韓国で開催される予定。
No.2007-49
2007年12月10日~2007年12月16日