(国)農業生物資源研究所と筑波大学は3月14日、遺伝子組み換え技術など革新的な研究開発の加速、実用化を促進する研究環境整備のために連携協定を締結したと発表した。
この協定では、研究者や教職員・学生の相互交流、研究施設・設備の相互利用、研究材料などの相互提供など研究活動を協力して推進することを盛り込んでいる。また、技術の講習・教育訓練、共同勉強会などの普及活動を協力して積極的に進めることしている。
こうした連携促進により、農業研究シーズの幅広い産業分野への利用を促進し、早期の研究成果の実用化・応用や展開を目指す。農業生物資源研究所は4月1日から(国)農業・食品産業技術総合研究機構と統合するが、この協定は4月以降も同機構に継承されるという。