(国)産業技術総合研究所の技術移転ベンチャーとして設立されたロボティック・バイオロジー・インスティテュート(株)(略称:RBI)は11月25日、バイオメディカル分野向けの汎用ヒト型ロボット「まほろ」の実用化に向け、(国)科学技術振興機構(JST)と(株)安川電機を引き受け先とする第三者割当増資を含む増資を実施したと発表した。
「まほろ」は、バイオメディカル分野の高精度で複雑な作業が行なえるロボットを目指し産総研と安川電機が平成24年に共同で開発した。RBIは、その実用化のため今年の6月に設立された企業。
RBIは、今回の資金調達額を発表していないが、その資金で「まほろ」の実証研究の推進と、周辺技術の開発、実証のためのロボット施設の開設などを進める計画という。