(国)農業・食品産業技術総合研究機構は11月24日、(国)森林総合研究所は11月26日、それぞれの研究員各1人が農林水産省の「平成27年度(第11回)若手農林水産研究者表彰」を受賞したと発表した。
受賞したのは、農研機構食品総合研究所食品総合研究所の蔦瑞樹主任研究員と、森林総研の橋本昌司主任研究員。
蔦氏の受賞は、「分光イメージングによる食品の品質評価技術の開発と実用化」が評価されたもの。同氏は、蛍光指紋を画像計測に応用する分光イメージング手法の開発に挑戦し、果物のマンゴーの産地判別や、食肉の表面の微生物汚染の可視化を可能にした。
また、橋本氏は、「森林内放射性セシウムの時空間変動モデリングに関する研究」が認められ受賞した。この研究により森林内の放射性セシウムの分布状況調査が行なえるようになった。