土木研が平成27年度講演会を開催

 (国)土木研究所は10月15日午前10時~午後5時、東京・一ツ橋(千代田区)の一橋講堂で「平成27年度土木研究所講演会」を開催する。この講演会は同研究所の調査研究成果や最近の土木技術に関する動向などについて講演・報告を行うもの。今回は、モニタリングシステム技術研究組合理事長の依田照彦早稲田大学教授が「新たな維持管理サイクルの構築~インフラモニタリングシステムの早期実用化に向けて~」、次世代無人化施工技術研究組合理事長の油田信一芝浦工業大学特任教授が「無人化施工の新展開~遠隔操作による半水中作業システムの実現~」、国立極地研究所の田邊優貴子助教が「小宇宙としての南極湖沼」のテーマで特別講演を行う。研究員による研究成果発表では、▽「X線・中性子線で橋の内部を診る」▽「既設橋の液状化被害を防ぐ」▽「野球場より広い大区画水田の灌漑を自動化できるか?」▽「舗装・盛土の内部物性構造を可視化する」▽「実スケールの実験で堤防の本当の強さを測る」▽「ネパール地震に対する復興支援」ほかの講演が行われる。参加は無料。申し込みは、案内ページからの登録フォームか用紙をダウンロードして記載し、同研究所企画部研究企画課へEメールかFAX(029-879-6752)で。問い合わせは、同課(TEL029-879-6751)へ。