「第1回サステナブル建築物等先導事業」で9件が対象に
:建築研究所(2015年9月10日発表)

 (国)建築研究所は9月10日、今年度から新たに実施する「サステナブル建築物等先導事業(省CO₂先導型)」の平成27年度第1回の評価結果を発表した。

 環境に大きな負荷を与えないで持続が可能な状態をサステナブルという。新事業は、国土交通省が平成20年度から昨年度まで実施してきた「住宅・建築物省CO₂先導事業」を引き継いだもので、住宅・建築物の省CO₂(二酸化炭素)リーディングプロジェクトを公募し、採択されたプロジェクトに国土交通省が補助金を出すという制度。

 今回は、18件の応募の中から9件が先導事業として適切と評価され、補助金交付の対象に選ばれた。 

 9件のプロジェクト名と代表提案者は、次の通り。

▽(仮称)新南海会館ビル省CO₂先導事業:南海電気鉄道(株)

▽松山赤十字病院 新病院サステナブルプロジェクト:松山赤十字病院

▽渋谷区スマートウェルネス新庁舎プロジェクト:三井不動産レジデンシャル(株)

▽(仮称)TGMM芝浦プロジェクトにおける次世代地域エネルギー事業モデル:東京ガスエンジニアリングソリューションズ(株)

▽広島ナレッジシェアパーク開発計画における省CO₂及びスマートコミュニティ推進:広島ガス(株)

▽東関東支店ZEB化改修:(株)竹中工務店

▽ふくおか小笹賃貸共同住宅における燃料電池を利用したエネルギー融通プロジェクト:福岡県住宅供給公社

▽福井発「子育て応援・住教育」プロジェクト:アロック・サンワ(株)

▽リハビリ効果向上と健康・見守りを実現する「デイサービス連携」住宅:サンアドバンス(株)

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