「Dr.ナダレンジャー」がつくば科学教育マイスター第1号に
:防災科学技術研究所(2015年7月27日発表)

 (国)防災科学技術研究所は7月27日、つくば市(茨城)が新たに設けた「つくば科学教育マイスター」の第1号に同研究所の「Dr.ナダレンジャー」の名で知られる雪崩研究者、納口恭明(のうぐち・やすあき)専門員(理学博士)が認定されたと発表した。

 つくば科学教育マイスターは、科学教育で顕著な功績のあった人を顕彰しようと、つくば科学万博(国際科学技術博覧会)30周年記念事業として新設した。認定の対象となるのは、つくば市内の大学や公的研究機関などに所属し、同市内において科学教育を30回以上にわたって行っている、などの実績がある人。

 納口専門員は、子供が親しみやすいDr.ナダレンジャーに変身し、「Dr.ナダレンジャーの自然災害科学実験教室」と銘打って、雪崩、液状化、地震などの自然災害の仕組みについて自ら考案・制作した実験道具を使って楽しく、分かりやすく実演。災害の原理や恐ろしさをさまざまな場所で年間100日以上にわったて解説している。その独特のパフォーマンスによる科学教育活動が評価された。

詳しくはこちら