(国)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月21日、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」で行う「高品質タンパク質結晶生成実験(JAXA PCG)」のタンパク質を募集すると発表した。
JAXAが「きぼう」で進めているJAXA PCGの「第2期実験シリーズ後期(2015〜2017年度)」のタンパク質を募集するもので、応募できるのは日本国内の大学・公的研究機関に所属する人。
実験に使う材料などの地球から「きぼう」への輸送は、ロシアのソユーズ宇宙船、プログレス補給船、米国のドラゴン宇宙船のいずれかで行い、「きぼう」でしか得られない高品質タンパク質結晶の生成実験を約4〜6週間の予定で行う。成果物の地球への回収は、ソユーズ宇宙船かドラゴン宇宙船を使って行う。
募集の締め切りは、8月20日午後5時。応募の書類提出と問い合わせは、Eメールで、「JAXA きぼう利用センター JAXA PCG募集担当」へ。