国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構の中央農業総合研究センターは6月13日午前9時30分~同10時30分、つくば市(茨城)観音台の「食と農の科学館(つくばリサーチギャラリー)」で市民講座「ドイツの小麦作経営」を開催する。講師は、中央農研農業経営研究領域の関根久子主任研究員。わが国は、小麦のほとんどを輸入に頼っている。このところの円安で輸入小麦の価格が高くなっており、国産小麦の生産拡大は重要な課題となっている。また、わが国の小麦の収穫量はヨーロッパ諸国に比べてかなり低い水準にあるという。そこで、西欧の小麦主産地であるドイツの小麦作経営がどのようにして高収量を実現しているのか、経営、栽培方法、取引体制などを解説する。参加は無料。定員は約70人。事前予約は不要。問い合わせは、同研究センター情報広報課(TEL090-2460-0423)へ。
No.2015-17
2015年4月27日~2015年5月3日