(独)森林総合研究所は11月11日午後1時30分~同4時45分、東京・弥生(文京区)の「東京大学弥生講堂 一条ホール」で研究成果発表会「地球温暖化の中で森林を活かす」を開催する。温暖化により森林のいろいろな機能の低下が懸念されている一方で、二酸化炭素の吸収による森林の温暖化緩和に対する貢献が期待されている。この発表会では、森林分野の二酸化炭素の吸排出量の将来予測と緩和策や病虫害といった森林への影響と適応策、発展途上国における森林減少などに関する研究などを講演やポスターで紹介する。プログラムは、▽森林分野のCO2吸排出量の将来予測と緩和策、▽森林への影響と適応策 ~植生、災害、病虫害~、▽発展途上国における森林減少・劣化を防ぐために、などのテーマで講演が行われる。さらに、発表者に大学の研究者を加えてパネルディスカッションを行い、森林分野での温暖化対策を展望する。参加は無料。事前登録は不要。問い合わせは、同研究所企画部 研究情報科(TEL029-829-8134)へ。
No.2014-40
2014年10月6日~2014年10月12日