東京、横須賀など8面の新しい地図データ2種の提供を開始
:国土地理院(2014年10月9日発表)

 国土交通省の国土地理院は10月9日、東京や横須賀などの新しいい2種類の地図データの提供を10月17日から開始すると発表した。

 一つは、「電子地形図20万」で、従来の印刷された紙の20万分の1地図とほぼ同じ内容を記した地図の画像データ。10月17日から提供を開始するのは、「東京」、「横須賀」、「千葉」、「大多喜」、「水戸」、「甲府」、「静岡」、「御前崎」の8面。

 もう一つは、「数値地図(国土基本情報20万)」と呼ばれる「電子地形図20万」の地図画像データの元となるベクトルデータ(コンピューターのモニター上に写し出せる静止画像データ)。

 両地図データはともに、高速道路など主要な道路の情報が最新の状態で記されていることから、民間の地図会社などが道路地図などを作る際の資料として幅広く利用されるもの、と国土地理院はみている。提供範囲については、順次広げて、平成27年度中に全国について提供できるようにする予定としている。

 価格は、「電子地形図20万」、「数値地図(国土基本情報20万)」とも、税込みで1面175円。インターネットでオンライン購入できる。

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