農研機構(つくば地区)、農環研が夏休み公開

 (独)農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の中央農業総合研究センター、作物研究所、野菜茶業研究所と農業環境技術研究所が7月26日午前9時30分~午後4時、つくば市(茨城)観音台の食と農の科学館周辺と農環研を会場に「夏休み公開」を実施する。農研機構のテーマは、「食と農のおもしろ体験~きて、みて、さわって、つくって、たべよう~」で、「大麦食物せんいのパワー」、「キャベツな昔は大きかった」、「知ってみよう、野菜のウイルス」など身近なものをテーマに研究者によるミニ講演会が開かれる。科学で遊ぼうのコーナーでは、▽作物を食べる虫たち、守る虫たち、▽親子でチャレンジ!!「家にあるもので、食べ物からDNAをとってみよう!」、ほかが行われる。体験コーナーでは、お米の籾(もみ)すりや餅つき体験、わらじ作り・石臼挽きなどさまざまな体験ができる。

 また、農業環境技術研究所の「のうかんけん夏休み公開」は、「うたって あそんで つくって まなぼう」をテーマに、農業と環境のかかわりについて子供たちに知ってもらおうというもの。「活性炭で水をきれいにしよう」、「土の息(CO2)をはかってみよう」、「プラスチック封入標本をつくろう」、「缶バッジをつくろう」―などの実験・工作のほか、トラクターの試乗やザリガニ釣り、流しそうめん・ささ舟あそびなどイベントが盛りだくさん。いずれも入場は無料。農研機構、農環研の両会場の間は無料バスが運行している。問い合わせは、農研機構(TEL029-838-8980)、農環研(TEL029-838-8191)へ。