(独)土木研究所は7月1日、「任期付研究員」を1人募集すると発表した。任期は、3年7カ月で、「最大5年まで延長する場合があり、優秀な研究業績を挙げれば任期満了前に任期の無い定年制の研究員に登用する場合がある」としている。勤務開始は、9月1日以降のできるだけ早い時期。
勤務するのは、つくば市(茨城)の同研究所水環境研究グループの水質チームで、気候変動が河川や湖沼、ダムや貯水池に及ぼす影響の解明・適応策などの研究を行う。
応募できるのは、①博士の学位取得者か、着任時までに取得できる見込みの者、②河川、湖沼の水質改善などの実務経験者、③地球温暖化に伴う水環境への影響評価などの研究実績がある、④国際会議で討論できる英語能力を持っている、の4項目全てを満たしていることが条件。
提出書類は、①履歴書、②業績書、③卒業証明書(最終学歴)、④成績証明書(同)、⑤研究論文リストと代表論文3編、⑥2,000字以内の抱負。封筒に「任期付研究員応募書類在中」と明記し、書留で郵送。締め切りは、7月31日(必着)。選考は、書類審査と面接で行う。面接は、8月上旬つくば市の同研究所で行う予定。
書類の提出と問い合わせは、〒305‐8516 つくば市南原1の6 独立行政法人土木研究所企画部研究企画課 高橋氏(TEL029‐879‐6751)へ。