(独)国立環境研究所は7月26日午後2時から、東京・新宿区の慶應義塾大学信濃町キャンパスで「第1回環境疫学フォーラム」を開催する。環境疫学は、各種汚染物質の健康への影響について有害性や曝露量など反応関係の推定などを提示することで、行政施策立案の根拠となるなどの側面を持っている。このフォーラムでは、環境疫学の研究者だけでなく、環境疫学と接点を持つ行政や研究者などの参加も呼びかけ、議論を進めていく場としたいという。第1回の今回は、「環境問題を研究する科学者の社会的責務」(京都大学・山崎新氏)、「環境疫学研究における化学物質曝露評価の現状と課題」(国立環境研・中山祥嗣氏)の講演のあと、「環境疫学への期待と課題」のテーマで総合討論が行われる。参加は無料。希望者は、所属、氏名、電話版番号、メールアドレスを明記してメールで同研究所環境健康研究センター(Eメール:envepi@nies.go.jp)へ申し込み。問いあわせは、同センター(TEL029-850-2336)へ。
No.2014-25
2014年6月23日~2014年6月29日