国土交通省国土地理院は、つくば市(茨城)北郷の同院「地図と測量の科学館」で、6月29日まで企画展「戦後復興を支えた地図と測量―陸地測量部から受け継がれた測量技術や地図成果」を開催している。同院の前身である地理調査所は、太平洋戦争終結後に陸地測量部から内務省の機関として発足し、人材・器材・技術などを引き継いだ。この特別展では、そのころの資料や測量器材、地図原版、水戸市の戦災概況とその後の都市形成過程の資料などのほか、戦後の混乱期に散逸を免れた貴重な資料など、戦後の復興、インフラ整備を下支えしてきた地図と測量に焦点をあてて展示している。入場は無料。開館は午前9時30分~午後4時30分。毎週月曜日休館(5月5日は開館、5月7日休館)。問い合わせは、同館(TEL029-864-1872)へ。
No.2014-10
2014年3月10日~2014年3月16日