(独)建築研究所は12月26日、公募で募った「住宅・建築物省CO2先導事業」の評価結果を発表した。
住宅・建築物省CO2先導事業は、家庭や建築物からのCO2(二酸化炭素)排出量が増加傾向にあることから、省CO2のリーディングプロジェクトとなる住宅・建築プロジェクトを公募によって募り、学識経験者からなる評価委員に評価してもらうというもので、平成20年度から実施している。
今回は、平成25年度の2回目の公募で、17件の応募があり、そのうちの10件が「住宅・建築物省CO2先導事業として適切」と評価された。10件のプロジェクト名と代表提案者(カッコ内)は、次の通り。
▽堺鉄砲町地区における「まちの既存ストックを最大限に活用した地域貢献型商業施設」(堺鉄砲町地域貢献型商業施設推進プロジェクトチーム)
▽テクノロジー・イノベーションセンター(TIC)建築プロジェクト(ダイキン工業(株))
▽学校法人 常翔学園梅田キャンパス(常翔学園)
▽広島マツダ大手町ビル改修工事((株)広島マツダ)
▽自立運転機能付き燃料電池全戸実装省CO2分譲マンション(阪急不動産(株))
▽デマンドサイドマネジメント対応スマートマンションプロジェクト(パナホーム(株))
▽東急グループで取り組む省CO2推進プロジェクト(東急不動産(株))
▽熊谷スマート・コクーンタウン(ミサワホーム(株))
▽NEXT TOWNが目指す住み継がれるゼロエネルギー住宅(東北住宅復興協議会)
▽省CO2SKY LIVING推進プロジェクト(旭化成ホームズ(株))
No.2013-51
2013年12月23日~2013年12月29日