研究員が線虫の研究で「日本農学進歩賞」を受賞
:森林総合研究所

 (独)森林総合研究所は12月25日、同研究所森林病理研究室の神崎菜摘(かんざき・なつみ)研究員が(公財)農学会の「第12回日本農学進歩賞」を受賞したと発表した。
 線虫を対象にした「昆虫嗜好性線虫の分類及び生態学的研究」が評価された。
 無脊椎動物の1グループである線虫は、最も多様な動物とされている。総種数は、50万から2億以上といわれ、研究者によって大きく異なり、未だその分類は進んでいない状況にある。
 神崎研究員は、線虫について生物学的特性を含めた分類を行い、応用研究への利用可能性を高めたもので、今後の農学、生命科学の進歩に貢献することが期待されている。

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