「ナイスステップな研究者2013」に飯泉研究員が選ばれる
:農業環境技術研究所

 (独)農業環境技術研究所は12月24日、同研究所の飯泉仁之直(いいずみ・としちか)任期付研究員が文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)の「ナイスステップな研究者2013」に選ばれたと発表した。
 NISTEPは、科学技術の振興・普及で顕著な貢献があった研究者を2005年から毎年「ナイスステップな研究者」として選び発表している。2013年は、飯泉氏ら10人の研究者が選ばれた。
 飯泉氏は、農業環境技術研究所大気環境研究領域の所属で35歳。これまでに農業情報学会の「学術奨励賞」(2011年)、日本農業気象学会の「論文賞」(2011年)、などを受賞している。
 「ナイスステップな研究者2013」は、NISTEPが科学技術分野で顕著な業績をあげた研究者の中から、特に科学技術政策上注目される成果をあげた研究者・研究グループを選んでいるもので、飯泉氏が選ばれたのは同氏を中心とする農環研の研究グループと(独)海洋研究開発機構が、共同で世界のコムギとコメの出来具合を収穫の3カ月前に予測する豊凶予測手法を開発したことが評価された。

詳しくはこちら