研究員が「日本気象学会奨励賞」と「寒地技術賞」を受賞
:防災科学技術研究所

 (独)防災科学技術研究所は12月25日、同研究所雪氷防災研究センター(新潟・長岡市)の中村一樹研究員が「2013年度日本気象学会奨励賞」と「2013年度寒地技術賞」の両賞をダブル受賞したと発表した。
 「日本気象学会奨励賞」は、中村研究員の「体験に基づいた気象災害の防災・減災、環境保全意識向上のための活動」が評価されての受賞。同研究員は、日本気象学会北海道支社の気象情報課長から防災科研に転職した研究者で、前職時代に北海道地域特有の気象を題材にした気象教育や気象災害防止活動に力を注いだことが認められたもの。
 もう一方の「寒地技術賞」は、(社)北海道開発技術センターの「寒地技術シンポジウム」で発表された論文の中から選ばれる賞で、中村研究員ら19人が連名で発表した北海道・占冠村(しむかっぷむら)の産官学連携の取り組みをテーマにした論文「寒冷な地域特性を活かした産官学発展の取り組み」が「地域振興部門」で受賞した。

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