(独)森林総合研究所は7月22日、同研究所の関西支所と林野庁の近畿中国森林管理局が近畿・中国地域の森林・林業の再生に向けた研究開発、技術開発を進めるため協力協定を結ぶことになったと発表した。
同研究所関西支所は、地域ニーズに対応した林業の低コスト化を如何にして図るかの研究に力を入れている。
一方、近畿中国森林管理局は、所管する近畿・中国地域2府12県の森林・林業の再生推進を求められている。
今回の協力協定は、それぞれの人材、資源、フィールド、研究蓄積などを結集して2府12県の森林・林業再生に必要な課題の解決に向けた研究開発、技術開発を加速しよう締結するもの。
同研究所関西支所は、今年度から3か年計画で(1)ヒノキの低コスト造林技術の開発(2)ヒノキの鹿害評価と対処技術の開発、に取り組んでいるが、今後は近畿中国森林管理局と連携・協力して推進するとしている。
No.2013-29
2013年7月22日~2013年7月28日